活動報告

問題行動と食事

昨年から受講している、日本ペット栄養学会によるペット栄養管理士養成講習会。

本日の受講で、最後になります。

6時間ほど講義を聴くことは、結構しんどいですね(^^;)
しかも、病気のハナシとなると、とても難しいハナシなので意識が飛んでいきそうになります。

計6日間の講習で、私が一番興味のあった講義を、本日やっと聴くことができました。

そのタイトルは、『 問題行動と食事 』です。

私たちドッグトレーナーは、犬の問題行動を直していくことが仕事です。

しかし、その問題行動の原因が、病気だったら??

それは、私たちドッグトレーナーよりも、獣医さんでその病気を直すことが必要です。

食事にまつわる問題行動としては、
『与えたモノを食べない』、『特定のモノしか食べない」、『食べ物で遊ぶ』、
『食べてはいけないモノを食べる』、『過剰に食べたがる』、そして『食糞』などがあります。

これらの問題にどう対応していくかは、その個体毎で様々ですが、
本日、改めて感じたことは、
『どんなモノでも食べられるようにしておくことが大切』ということです。

例えば、手作り食を食べている犬は、ドッグフードを食べないということがあります。

手作り食は、みってなも与えていますし、とてもステキなことだと思います^^

しかし、もし自然災害にあったら? もし、愛犬ちゃんを誰かに預けなければならなくなったら?
もし愛犬ちゃんが突然入院しなくてはならなくなったら?
一時預かり施設や、動物病院などでは、手作り食に対応することはとても難しいでしょう。

そして、全ての生き物が避けられない『老いる』という現象。
身体の状態に合わせて手作り食だけで対応していくのが難しい状態になったら?
病気をして、一時的にでも療法食を摂った方が良いと判断されたら??

考え出せばキリがありません。

みってなのワンコ達は、幸い、何でもモリモリ食べてくれますが、
念のため、手作り食とドッグフードの両方を常に食べています。

『しつけに於いての社会化』は、だいぶ浸透してきたように思います。

『食べ物に対する社会化』というモノも、どうやらきちんと行った方がよいというデータがあるそうです。

『食べる』という行動は、生命維持にとても重要なモノの1つです。

 

日常的に、愛犬に対する『食育』も行っていきませんか??

 

 

 

 

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