トレーニングの過程

ここではトレーニングを行った結果、どのように成長していくか過程をお見せします。

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生徒は雑種の茶々丸くん。
生まれたのは動物愛護協会で生まれました。親は野良犬で、動物愛護協会で母親が保護された時にはすでに、茶々丸くんはお母さんのお腹にいました。
そして、協会で生まれた茶々丸くんは母親の元で成長していきました。
生後4ヶ月で現在の飼い主さまに引き取られ、現在に至っています。
生後4ヶ月で引き取れば性格はとくに問題ないかと思われがちですが、野良犬の母親の下で育てられたことにより、母親からの感情が子供にも移行すると言われています。そのためかなり、人間に対しての警戒心が強い子供でした。
この警戒心の強さが将来、どのようになるのか、それは後ほどお話します。

現在の飼い主さまの引き取られた茶々丸くんは、警戒心がかなり強く、お散歩もまったくできず、飼い主のお母様に甘えるばかり。あまえる茶々丸くんを静止させるためにお母様は手や腕が傷だらけとなってしまいました。これではダメだと思い、みってなに相談をいただきました。

茶々丸くんがみってなに来た当初の動画です。

■初めてのデイケア

人も犬も怖くてまったく動けません。
しきりに耳を動かして、警戒しています。

■初めてのハウス

犬は狭いところが大好き。これはどんな犬もです。
「こんな狭いところに・・・」と思う方が多いですが、広いところにいる方が警戒する範囲が広くなり、逆に犬にとってよくありません。
茶々丸くんもハウスに入って、とても落ち着きました。

■いびき

ハウスに入るとぐっすり寝ることができます。
いびきはその証拠!

■トレーニング●●日目

デイケアだけでは修正軌道できなかったため、お預かりで訓練することにしました。
お預かりして2週間。だいぶ、人や犬に心を許すようになりました。