活動報告
動物の感覚世界って??
みってなです。
みなさまは、愛犬ちゃんがどのような感覚の世界に住んでいるか、想像したことはありますか??
私たち人間と同じように、『見て』、『聞いて』、『匂って』。。。
『感じている』と思いますか??
答えは、『 NO 』です!
確かに、同じように感じている部分もあるようですが、科学的に耳や目や鼻などの感覚器官を調べてみると、
私たち人間と、犬である愛犬ちゃんたちとは、多くの異なる点が見つかります。
また、愛犬ちゃんたち犬はもちろん、イルカやコウモリなどの動物は、超音波を使ってコミュニケーションをとっていることは、多くの方がご存知だと思います。
さらに、ゾウは、10kmの距離があるところにいる他のゾウと、足の裏から伝わってくる振動でコミュニケーションをとっているそうです。
今回のセミナーは、長年、霊長類の研究などをされている上野先生によるものでしたが、
実はみってなは、学生の時に学会でお会いしたことがあり、
上野先生はもちろん一学生であった、みってなのことは覚えているはずもありませんでしたが、
学生気分に戻ったような気持ちでセミナーを受講してきました!
先生とお会いしたのは『応用動物行動学会』の場でしたが、
行動学でいう『動物福祉』とは、
”科学的に検証されたデータにより、客観的に動物の心を理解していくこと” であり、
”何かを積極的にしてあげることではなく、
その動物自身が『望むこと』が実現できる状態にしておいてあげること” が重要と考えます。
つまり、
『愛犬ちゃんたちが私たち人間の感覚に近いか・似ているかではなく、動物はその動物としての要求を持っており、
周囲の環境と関わって生きている存在』ということを理解し、尊重してあげることが大切ということです!
みなさまは、愛犬ちゃんが何を大切にしていて、何を重要視していないか、ご存知ですか??