活動報告

ドイツ・スイス研修 vol 4 ~夜のグループレッスン~

image vol2で、お伝えした、カリスマドッグトレーナー主催のグループレッスンを見学させていただきましたよ~

私が居候していたお家のファミリーに車で連れて行ってもらったのですが、真っ暗な山を登り、着いた所は、やはり真っ暗な場所。
投光器が設置されていなければ、地面すら見えない。。
どうやら、このトレーナーさんは牛農家の奥様だそうです。
ご自分のお家が所有する放牧地の一角を囲い、トレーニングスペースとしていました。

夜7時から約1時間半。15匹くらいのワンコと飼い主さんが霧雨の降る中、一生懸命トレーナーの話を聞いていました!image
まず初めに、トレーニングエリアを出て、可能なワンちゃんはノーリードで、放牧地を歩きます。
真っ暗すぎて、飼い主さんは懐中電灯を、ワンちゃんたちはピカピカ光る首輪をしていました。
ここで、素晴らしい出来事が^^
レッスンが始まったときは、他のワンちゃんたちに恐がり気味の白トイプーちゃんがいました。
このトイプーちゃん、全員と全頭で歩いている際あえてノーリードにされていましたが、みんなに置いて行かれないように一生懸命追いかけてきます。
その走る勢いに助けられ、10分後くらいには周りのワンちゃんと走り回りながら、飼い主さんたちについてこれるように^^
その後のレッスンも、怖がることなく受講していましたよ!

imageまた、レッスン最後のフリータイムでは、ワンちゃんたちをノーリードで走り回らせていましたが、一匹のビーグルちゃんが壁際にへばり付いてしまいました。
そのビーグルちゃんの飼い主である小学生の男の子が、すぐにそのビーグルちゃんのそばにしゃがんでなだめ始めました。
それを見つけたトレーナーさん、すぐに飼い主さんにアドバイスをしに行きましたが、どのようなアドバイスだと思いますか??
『早く犬から離れなさい!』とのことでした^^;
この意味お分かりになりますか??image
『怖いことがあっても愛犬ちゃん自身で対処できるように、ほかのワンちゃんの輪の中へすぐに連れ戻す努力をするべき』という考え方です。
みってなも、この考え方には大賛成です。
怖がっているから守るのではなく、怖いものを減らしていけるよう助けてあげたり支えてあげることが重要だと、みってなは考えます。image
最初はちょっと厳しいように感じる方も多いですが、グループレッスンやデイケアで、どんどん怖いものを克服して他のワンちゃんたちと遊べるようになっていくのを見るたびに、この考え方は間違っていないと感じています。
ぜひ、みなさまも『守るのではなく支えて』あげてください!

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