活動報告
ドイツ・スイス研修 vol.9 ~酪農家の動物たち~
みってなのスイスでのファミリーは、『ビオスイス』という称号を掲げることが許されている、有機酪農家。
世界で一番厳しいと言われている基準をクリアしている、農家です。
農薬や化学肥料を使わないのは当然ですが、動物一頭当たりの床面積や治療などのための薬、餌なども、厳しい基準が設けられています。
さらに、環境への配慮として、農地の約1割を『管理しない』で、野生動植物のために確保しているそうです。
みってなのファミリーは、スイスが建国された頃からこの地域に住んでいる家系のためか、56haの農地を持っています~
果てしなく広いですが、牛さんたちは、のんびり放牧されていますよ!
そして、このファミリーのお父さんは、牛さん達もトレーニングするんです!!
子牛のうちから、人が作業している時は、離れていることを教えたり、人間に対しては力を使ってはいけないこと、人間に懐くこともしっかりきっちり教えます!
子牛相手には、みってなもやりましたよ!
かなり怖い作業ですが(下手をすれば骨折です)、気持ちをしっかり持って、 『ボスは私!』と、牛さん達と対峙します。
そして、日本では考えられないと思いますが、13歳位まで搾乳牛として愛情たっぷりに飼い続ける牛さんもいます^^
さらに、豚、鶏、蜜蜂、牧牛犬、猫、、、たくさんの動物がそれぞれの仕事を与えれられ、飼われています!
みってなと特に仲良しだったのは、牧牛犬のMerlinと、みってなが5年前に育てた猫のSpery。
そして、今はもうこの牧場にはいませんが、牛のTschani。
もう9歳のMerlinとは最後かもしれないと、一生懸命マッサージをしていると、必ず邪魔をしに来るSpery(‘_’)
国境を越えて、言葉の壁を越えて(一応彼らにもドイツ語で話しかけていました~)、動物種を越えての親友。
かけがえのない存在です。
VIEL GRUSS!!